MUKU-DATA  アトリエ木馬 (株式会社 関家具様)

昨日、小柳組の設計室の小柳さんが来られてカバンから毎日新聞(新潟版)を取り出した。
「これは一体どういうことでしょう・・・」と。

「はぁぁ・・私も良くわかりません・・・」と。

3月上旬、静岡の材木屋さんから「今日の日経見た?」とTEL。
残念ながら今は新潟日報しかとっていないのでその新聞を開いた瞬間の衝撃は
感じる事はできなかったのですが。。
で、3月半ば東京新木場へ行った際、銘木を知り尽くした材木屋さんから、
夜の飲みの席で朝日新聞(東京版)を渡された。
「新発田屋さん、一枚板やるんだったらこれくらいやらないと」と。

「いえいえ、無理です」

一昨日は名古屋の材木屋さんの口から「関家具さん見習わないと」と
未だ、この一面広告について耳にします。

断っておきますがこれは関家具さんの批判でも何でもありません。
関家具さんの板仕入れ担当のH氏と岐阜のホテルのエレベーターで
バッタリ会って一緒に近所に手羽先を食べに行き、色んな木材の話をお伺いした事も
ありますし。。。

とにかく木材(銘木)業界で、この全国紙一斉に一面広告を出したという事と
その価格に皆さん衝撃を受けた事は確かです。
関家具さんは家具屋さんですが、
かつて、『材木屋』がこのような広告を打った事があったでしょうか?
その点、材木屋の負けとも言えるでしょう。。・・

一位(いちい)43,200,000円

いいんじゃないでしょうか・・
一位の巾広なんて滅多にお目にかかれません。

例えば樹齢1000年の屋久杉が1000万円としたら、
その1000年という途方もない時間をその表情で見る事ができる訳ですしね。
1000万÷365,000日(1000年)=27.4円/日
一日が27.4円という考えもありかもしれません。

いづれにしても材木業界のみならず、
建築家の小柳さんにも「これ何?」と思われた事、

木って一体何?のきっかけになっていけば更にいいかなぁと感じます。

キャッチコピーがいいんですよ。


ぬくもりで、世界を変えよう。
その少年は、世界中をぬくもりで豊かにしたいと思った。

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